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ステアリングギアボックスを分解清掃した話(1) [E46 M3]

西暦2019年が始まってしまいました。
本年も適当に宜しく購読頂ければ幸いでs

…というかネタ(投稿)を出せやって話なんですが、なかなかネタが無くてスイマセン。
そもそも財布が薄い上に更に薄くされる要因が2018年は続いててクルマの整備どころd

…え?そのスマホゲーを止めれば費用出るだろって?
確かにそうなんですが、というか2019年は流石にその方向に向かっていくので許してくださいというか、そのかわりと言ってはアレですが最近真面目にクルマの整備をしたので見てやって下さいよ。

ということで以前から問題というか懸念材料の一つだったステアリングギアボックス周りの整備に着手したという話の1手目から。





そもそもリビルド品が全然見つからない
そもそもですがBMW M3(E46) パワステ周りの配管が弱いって問題からパイピングを何とかしたと思ったら、強化した傍の部品がドカーンしちゃう病、つまりパワステフルード漏れちゃう病という予想されたアレがとある負荷行動から明らかになってしまい。

とりあえず負荷掛けなければパワステフルード漏れないし、漏れ止め剤入れて様子見する?という流れの後に財布が更に薄くなってモータースポーツ活動的なアレをする余裕とか全く無くなってやや久しい時間が過ぎました。


つーても部品やらを調べるとかぐらいは出来るので調べていたのですが、どーにもこーにもステアリングギアボックスのリビルド品に関する情報が(少なくともネット上では)全然ブチ当たらなくて。
秘密工場経由でリアル業者さんに聞いてみても歯切れの良い回答をしてくる所が全然なくて全俺が悲しみに包まれていたところで、ココより西側に棲んでる例の神様が


もう自分でリビルドしたらエエんじゃ?
(ココにギアボックスもあるでよ)


という天啓を我に与え給うたので、ソレに従って自分でやってみることにしました。




自前で交換用シール部品を調達する
西の神からの天啓を読むに、リビルドと言っても専門業者さんみたく高価な機械を使って部品に曲がりがあれば修正する…とかいう芸の細かいことは全然無理ではあるものの。

調べると M3 だろうが当時の BMW E46 のステアリングギアボックスは基本的に同じ(ZF ※の)メーカーの、同シリーズのギアボックスを使っていて、少なくともシーリングに関しては差が無いっぽい事が判りました。

(※) ZF 社の Type 7830, 7831, 7832 and 7852 というギアボックスの資料があるようで、ソレを読むに、ドキュメントの図表に誤りがないならば、シーリング部品自体に差があるようには見えませぬ。


ということで、シール部品というかパッキン的な部品を換えるぐらいなら何とかなりそうな気がしてきたので、まずは部品発注をば。





んで先にネタバレすると、上記の部品パッケージだと一つ足らない(上手くやれば良いけど、素人がやると間違いなく再使用が難しくなる)部品があります。




ラック軸を保持するガイド部品みたいなのが2個あるんですが、そのうちの1個はギアボックス分解の過程で壊して取る方が圧倒的に楽なので…というのと、壊さないでも何とかなるもう1個も古さを気にしなければ多分普通に再使用出来る感じが結構します。

上記に貼ったシーリング部品セットはそげな意図を感じられるが故にこのガイド部品が1個しか含まれてないようなのですが、やっぱり2個とも新品にしたーい!と言う場合はコチラで取り扱っておりますようです。




単に調べるだけではなく実際に購入してみましたが、一応ちゃんと届きました。
(届くまでに時間がかかった、というか向こう側で調達に時間を喰った)
追加で買ったコレは今回の作業の経験を…の話は後にするとして、ひとまず部品は揃いました。

ということで世話になっている秘密工場で作業を開始することにしました。




実際にステアリングギアボックスを分解する
言うまでもありませんが、BMW M3(E46) のステアリングギアボックスは電動パワーステアリングではなく油圧パワーステアリングなので。




分解清掃の前にパイピングを外す


秘密工場にはパイピング外し用のアタッチメントとかが当然のようにあって非常にありがたいのですが、そういうアレとかの道具を使いつつ、構成部品を外しながら清掃しつつ分解しつつ…と作業を進めます。





噛み合ってる感じの部分にマーキングを付けてから適当にバラしてやると、ひとまずラック・ピニオンの軸ぐらいは引き抜けると思います。
と言ってもピニオン軸の方は引き抜くのに若干チカラが必要…というかゴムハンマーとかで丁寧にコツコツと叩き出してあげれば引き抜けると思います。


さて、コレで古いシーリングというかパッキン的な部品を摘出してやれば良い…のですが、その分解というか分離がコレまた思っていた以上に面倒なので…というあたりで次回に続きます。

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