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納得のドラポジを求めて(2/2) [L275V]

さて前回ではL275Vに古バケ(フルバケットシート)を導入してみたのですが、とある問題が発生しました。
セミバケ程度ならまず遭遇しない気がする問題なのですが、フルバケシートではたまにある問題らしいです。


もう一度、問題のドラポジってかウチのフルバケ導入直後画像を見てみましょう。






つーてもナニが問題なのか解りづらいっスよね、ということで正解を申し上げると。


ハンドルの上半分に手が回らないwww
つーか基本的にハンドルが遠いwww無理www


原因としては割と単純で、基本的に座面高の低いフルバケだけを導入した場合に、
相対的にステアリングコラム(ハンドル)の位置が高くなって「バンザイしながらステアリング操作」をする、
という感じになってしまうって話を他のweb記事では読んでたので「ああソレかぁ(´Д`)」とは思えど。

しかして目の前の自分の車両で驚かないほど感情を無くしてる訳でもなく、つまり動揺して…



は…はんど…コラム下げなきゃ…
下げるってどーすんの(´Д`)?



JA4な車輌の他ユーザーさんでもたまに対策していらっしゃった方の記事を見かけていたので、
そんな対処をすればいいんだろうとは思っていたのですが、しかしてクルマが違うので調べるトコロから。




何れにせよステアリングコラムのカバーは外すんだろうなぁ…ということでその辺から分解を開始。
大抵のステアリングコラムカバーってモナカ状に上下がハマってるだけ+ネジ止めって構成なので、
まずネジ止めなり固定器具を探すのですが、L275の場合は3箇所らしいです。



コラム下側の1箇所

上記の様なネジが左右1箇所づつ


そんな感じでステアリングコラムカバーを丁寧に剥いてあげてから、
ステアリングシャフトとか室内側の装置を観察したら、あらビックリ。



やっぱりチルトステアリング機構が半ば入ってるな(´Д`)


ステアリングコラムカバーの下側が「何かの調整レバー分の凹み」が施されていたので予想してましたが、
ステアリング機構を支えている一番室内側のネジを外してみるとスムースに上下動するし、
実際に同機構を支えているフレームを見ると軸も存在するように見えるので、多少の調整は効きそう。


ということで上記の写真のように稚拙ながら、
お好みの枚数のワッシャー(シムって言うとそれっぽい?w)で調整幅を出してやって固定という方法で。
ちなみに固定ボルトは太さM8、ネジピッチ1.25   …つまりホームセンターで入手可能な程度のサイズ。
強度が必要なボルト刻印は見えなかったので、材料も特殊なものでなくて良いかと。





ということでどの位にステアリングコラムを下げたのか?というと比較写真があるんすが、
つーか気がついたら上手い具合に比較写真が発見されたんすが、まず純正だとこんな感じ。




そして問題の、コラム調整後のなんすが…ちと隙間が間延びしてる?w




そうは言ってもハンドルに手が全周届かないってのも問題外なので見た目は多少は目をつぶるにしても、
流石にココまで手を掛けた結果がメデタイことに実際の操作感もかなり改善されました。



  • ハンドル全周に手がちゃんと回る
  • 遠目だったシフトレバーが近くなった
  • 細かい調整しづらかったペダルコントロール精度が上がった



ここまで操作環境が良くなるとクルマの動きも全然違ってきて、更に運転してて楽しいので一石二鳥。
あんまり下手な弄りは好きではない俺ですが、
せめて俺しか乗らない車輌のドラポジぐらいは自分に合わせてみたいモノです。




んで、オカネも無いけど特にコレはマズいという箇所も少ないL275Vなので、
個人的には満足度の高い機体なのですが、最低限あと1箇所に手を入れたいなぁ…と考えてます。
こんな俺なんで、ミテクレのチャラいアレではなく、ファッションではない安全性向上のアレなんですが、
しかして部品調達の難易度が低いけど急ぎでもないので、後ほどボチボチとやるつもりです。

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