ALTO 乗ったった (HA23V / 5MT) [試乗記とか]
乗ったったってか、自前のクルマやん!www
…という下りは前に乗ってた MR2 というクルマでも一緒なのですが、細かいことは言うなし。
見た目は普通の軽自動車です。車高調整?純正で良いんですよそんなの …と言いつつも
ストロークとバネレートが純正状態で全然合ってない JA4 型 Today なんてクルマもあるので、
何でもかんでも純正部品が良いって訳でもないですが、流石に西暦2000年を超えたクルマでそういうのは少ない。
社内騒音も普通というか、法定速度(60[km/h])で走っててもラジオからの音声が普通に聞こえるんですよ。
コレが前に乗ってた MR2 とかいうスポーツ()車になるとエンジン動作音で聞こえづらくて、
60[km/h]ぐらいならまだしも80[km/h]とかになるとほとんど聞こえなくなってくるぐらいに比べると大分静かな室内。
MR2 の話はこのぐらいで適当にさておき、HA23V こと SUZUKI ALTO の話でもしようかね。
何もかもが普通
歴史的な背景とかナニがアレとかは Wikipedia でも読めば良くて、というか今更こんな古い車両買ってどーすんの?
気がふれたの?ドラテク鍛錬は諦めたの?とか突っ込みどころが多い気がしますが、別に気がふれた訳じゃないです。
前に乗ってた MR2 というクルマなんかが特にそうなんですが、タイアで悶絶するクルマは地味に面倒くさい。
タイアサイズは妥協すればそれなりにある…と言っても妥協は妥協なのと、更に言うと MR2 はスノータイアが無い。
無いというか前後異サイズでスノータイアを揃えるとか面倒くさくてやってられんというアレ。
ソレに比べたら多少は設計年次が古い HA23V といえどもスノータイアは腐るほど売ってるので入手が超絶楽だし、
その入手経路も沢山あって衝動買いができるんですよね…こういう「普通っぽい事が普通にできる」のは大事。
ブレーキパッドとかも純正部品ぐらいで全然構わないのも、車重自体が軽量な部類なため可能だし、
ホイールが純正だと12インチですが13インチの現行のタイア&ホイールに履き替えても全然構わないし、
ホイールハブ径が DAIHATSU と SUZUKI は同じなので更に選択肢があって非常に都合良いです。
普通の交換作業が普通にできるってありがたさ、コレが逆にこの手のクルマの強みだし、
やっぱり生活車両ってこういう感じで色々とタフじゃないと扱いづらくて志方ありません。
普通 = スポーツ不可ではない
コレも何かにつけて何度も書いてるけど、モータースポーツを意識するかどうかはクルマではなく、
乗ってるヒトのノリと勢いを気合と根性とコンセプトと運転技術とかで決まるので、見た目に騙されてはイケマセン。
新年早々にガッツリ書いちゃうと、「車体挙動制御」をするナニを捨てて、あわよくば全てハードウェア側に丸投げし、
自分はシートで「ぶーんwwww」とスポーツ走行してる気になってるのばかりが幅を利かせてる世の中ですが、
そういうのは車両製作のエンジニアがやれば良い遊びなんじゃないですかね。
そういう腐れた、「カネだけはもってんどー」という感じ悪い()ナニをアレできる人のことは適当にさておき、
上記画像をみてのとおり車高は普通だしバネレートも普通、サスストロークも普通だけど、
ショックアブソーバの減衰が緩めというか2周期しないと揺れが収まらないのですが、多分そういう設計なんだべ。
こういう動き、スポーツ走行()をやってるヒトからすると「ダルい」と思うっぽいのですが、
コレはコレで逆に路面の細かい凹凸を気にせずに慣性的に車両を前に進められるので慣れれば楽なんですよ。
ただし「慣性的に」ってのがアレで、「スラロームしたい」とか言い出すと不向きな特性になるのでアレですけども。
どういうクルマなのか、もう少し解りやすく言うと乗り手の操作が車体挙動に現れやすいクルマなのですが、
コレって4ナンバーの軽自動車なら割と普通に良くある特性なので、別に珍しいことでもありません。
変速ショックでピッチング挙動が大きいなと思ったら自分でクラッチミートを繊細にすれば良い話ですし、
そもそも車体のピッチングが大きいなぁ…というのは自分の操作が荒いのか、それとも路面がバンピーなのか、
そういう逐次の判断をしながら(世間的にはコレをクルマとの対話って言うんけ?)乗りこなしていくもんです。
んでね。
どっかの親方とか大御所が書いていたように「いきなり硬い足とかにするとクルマとの対話もなく全損」するんですよ。
ナニが全損するのかは場合によりますが、少なくとも消耗はすれど何かが育つって事はないんじゃないですかね、
ということで別に俺がドラテク鍛錬を諦めたわけでは全然ありません。
ちょいとヨーレートが出やすくね?
ということで至って普通の車両で、ツイスティな道に持ち込んでも特にアンダーステアに悩むこともなく、
つーてもトランスミッションのギアレシオが微妙にワイドなのがちょっと扱いづらくてエンジン回し気味に走るのが必要、
とかボチボチと気になることはあるのですが、気になるのが車両のヨーレートというかヨー方向のモーメントの出方。
リアのサスペンション方式が古い3リンクなアレっていう形式的なナニがアレしてリアが不足だから…という感じではなく、
むしろ前輪側がコーナーに入りたがる感がチョットだけ強くて、良く言うと(街中では)曲がりやすいのですが、
コレが速度乗った高速コーナーだとどーなっちゃうんだろー?というのは少々疑問です。
まだそういうテストコース()に持って逝ってないので何ともですけど、なんかそんな感じです。
ということで今回のこのクルマの印象は至って普通で終わるんですが、
かと言って乗りやすさからしたらどうなの?というと現時点では L275V は良いクルマだったなぁ…と思います。
というか流石に DAIHATSU というか三河系の完成車メーカーは街中で活動するには良いクルマ作りますよね。
高速道路とかだと途端に不足を覚えるので個人的には不可なんですけど、そんな感じ。
ただ、どっちがどっちとも甲乙つけがたいのも正直な所でして、
一般ユーザー的には「買えれば買えるほうで良くね?」という決め方でも良い気がします。
この手の4ナンバー軽自動車って新車で買うにせよ中古で買うにせよタマが少ないので、
ある意味では自分で決めないと全然購入が定まらないクルマでもあるので。
…という下りは前に乗ってた MR2 というクルマでも一緒なのですが、細かいことは言うなし。
見た目は普通の軽自動車です。車高調整?純正で良いんですよそんなの …と言いつつも
ストロークとバネレートが純正状態で全然合ってない JA4 型 Today なんてクルマもあるので、
何でもかんでも純正部品が良いって訳でもないですが、流石に西暦2000年を超えたクルマでそういうのは少ない。
社内騒音も普通というか、法定速度(60[km/h])で走っててもラジオからの音声が普通に聞こえるんですよ。
コレが前に乗ってた MR2 とかいうスポーツ()車になるとエンジン動作音で聞こえづらくて、
60[km/h]ぐらいならまだしも80[km/h]とかになるとほとんど聞こえなくなってくるぐらいに比べると大分静かな室内。
MR2 の話はこのぐらいで適当にさておき、HA23V こと SUZUKI ALTO の話でもしようかね。
何もかもが普通
歴史的な背景とかナニがアレとかは Wikipedia でも読めば良くて、というか今更こんな古い車両買ってどーすんの?
気がふれたの?ドラテク鍛錬は諦めたの?とか突っ込みどころが多い気がしますが、別に気がふれた訳じゃないです。
タイアが売っている(´Д`)
前に乗ってた MR2 というクルマなんかが特にそうなんですが、タイアで悶絶するクルマは地味に面倒くさい。
タイアサイズは妥協すればそれなりにある…と言っても妥協は妥協なのと、更に言うと MR2 はスノータイアが無い。
無いというか前後異サイズでスノータイアを揃えるとか面倒くさくてやってられんというアレ。
ソレに比べたら多少は設計年次が古い HA23V といえどもスノータイアは腐るほど売ってるので入手が超絶楽だし、
その入手経路も沢山あって衝動買いができるんですよね…こういう「普通っぽい事が普通にできる」のは大事。
ブレーキパッドとかも純正部品ぐらいで全然構わないのも、車重自体が軽量な部類なため可能だし、
ホイールが純正だと12インチですが13インチの現行のタイア&ホイールに履き替えても全然構わないし、
ホイールハブ径が DAIHATSU と SUZUKI は同じなので更に選択肢があって非常に都合良いです。
普通の交換作業が普通にできるってありがたさ、コレが逆にこの手のクルマの強みだし、
やっぱり生活車両ってこういう感じで色々とタフじゃないと扱いづらくて志方ありません。
普通 = スポーツ不可ではない
コレも何かにつけて何度も書いてるけど、モータースポーツを意識するかどうかはクルマではなく、
乗ってるヒトのノリと勢いを気合と根性とコンセプトと運転技術とかで決まるので、見た目に騙されてはイケマセン。
新年早々にガッツリ書いちゃうと、「車体挙動制御」をするナニを捨てて、あわよくば全てハードウェア側に丸投げし、
自分はシートで「ぶーんwwww」とスポーツ走行してる気になってるのばかりが幅を利かせてる世の中ですが、
そういうのは車両製作のエンジニアがやれば良い遊びなんじゃないですかね。
そういう腐れた、「カネだけはもってんどー」という感じ悪い()ナニをアレできる人のことは適当にさておき、
上記画像をみてのとおり車高は普通だしバネレートも普通、サスストロークも普通だけど、
ショックアブソーバの減衰が緩めというか2周期しないと揺れが収まらないのですが、多分そういう設計なんだべ。
こういう動き、スポーツ走行()をやってるヒトからすると「ダルい」と思うっぽいのですが、
コレはコレで逆に路面の細かい凹凸を気にせずに慣性的に車両を前に進められるので慣れれば楽なんですよ。
ただし「慣性的に」ってのがアレで、「スラロームしたい」とか言い出すと不向きな特性になるのでアレですけども。
どういうクルマなのか、もう少し解りやすく言うと乗り手の操作が車体挙動に現れやすいクルマなのですが、
コレって4ナンバーの軽自動車なら割と普通に良くある特性なので、別に珍しいことでもありません。
変速ショックでピッチング挙動が大きいなと思ったら自分でクラッチミートを繊細にすれば良い話ですし、
そもそも車体のピッチングが大きいなぁ…というのは自分の操作が荒いのか、それとも路面がバンピーなのか、
そういう逐次の判断をしながら(世間的にはコレをクルマとの対話って言うんけ?)乗りこなしていくもんです。
んでね。
どっかの親方とか大御所が書いていたように「いきなり硬い足とかにするとクルマとの対話もなく全損」するんですよ。
ナニが全損するのかは場合によりますが、少なくとも消耗はすれど何かが育つって事はないんじゃないですかね、
ということで別に俺がドラテク鍛錬を諦めたわけでは全然ありません。
ちょいとヨーレートが出やすくね?
ということで至って普通の車両で、ツイスティな道に持ち込んでも特にアンダーステアに悩むこともなく、
つーてもトランスミッションのギアレシオが微妙にワイドなのがちょっと扱いづらくてエンジン回し気味に走るのが必要、
とかボチボチと気になることはあるのですが、気になるのが車両のヨーレートというかヨー方向のモーメントの出方。
リアのサスペンション方式が古い3リンクなアレっていう形式的なナニがアレしてリアが不足だから…という感じではなく、
むしろ前輪側がコーナーに入りたがる感がチョットだけ強くて、良く言うと(街中では)曲がりやすいのですが、
コレが速度乗った高速コーナーだとどーなっちゃうんだろー?というのは少々疑問です。
まだそういうテストコース()に持って逝ってないので何ともですけど、なんかそんな感じです。
ということで今回のこのクルマの印象は至って普通で終わるんですが、
かと言って乗りやすさからしたらどうなの?というと現時点では L275V は良いクルマだったなぁ…と思います。
というか流石に DAIHATSU というか三河系の完成車メーカーは街中で活動するには良いクルマ作りますよね。
高速道路とかだと途端に不足を覚えるので個人的には不可なんですけど、そんな感じ。
ただ、どっちがどっちとも甲乙つけがたいのも正直な所でして、
一般ユーザー的には「買えれば買えるほうで良くね?」という決め方でも良い気がします。
この手の4ナンバー軽自動車って新車で買うにせよ中古で買うにせよタマが少ないので、
ある意味では自分で決めないと全然購入が定まらないクルマでもあるので。