いつだって好きなのはLMP

最近全然ネタが無いのと単に仕事が忙しくてアレなんで Blog 書いてませんが、
たまにはちょっと軽めのネタでも綴りましょうかね。

やれレースカーだモータースポーツだナンだっつーと好きな車両ってのが各人あるかとは思いますが、
個人的には「クルマが速くて勝つんだったら志方ない」って方向のヒトだったりします。

言うまでもなく当然だとは思うのですが、速いクルマで結果出せなかったらドライバーがヘボだし、
「そんなに早い周回デキるはずがない」と言った瞬間に設計者およびメカニックがヘタレ確定だし、
「オカネが足らないヒトが足らないリソースが足らない」といったらマネージメントがクソな訳です。

逆というか別の言い方で書いてみましょうか。

ドライバーが速く走れる時は車両設計、メカニック、およびマネージメントが上手く回ってる訳で、
その辺が判ってないでふんぞり返ってるドライバーを見たら「あ、コイツ判ってないな」ってアレです。
確かにレースの最前線で花型っぽく見えるし何かあったら死んじゃう立場なのでフンゾリ返る気分も判る、
けど自分で車両の設計図を引いてカネまで工面して全てを全てやってるのでないならば…ってアレです。


ココで若干話がズレますが、安っぽいドラマで「プロが自分のやり方を貫く」とかいうお涙頂戴がありますが、
あくまで「ヤリたい事を貫く」のがキモだったりするので、ソコを間違えてはイケマセン。
つまり、「ヤリたい事」に必要な手段や道筋は割と柔軟に対応デキないとヘタレ確定な訳で、
「こうじゃないとデキない！」と言った瞬間に「プロ」としての価値はダダ下がりだと思って下さい。

こんな事もあろうかと！！ｗｗｗ
（史実 ： いやホントにマジで良く帰ってきたよ地球に…）

少なくとも技術屋でメシ食ってプロい事をしている人間は、そうでないとハナシのネタにもならんがな(´Д｀)
強引に例えると対応力がないとダメって事ですが、ソレって過去トラブルやらの積み重ねでもあったりするし、
何処の分野でナニがアレしないとダメっつーのは違うはずなので一概には言えませんが。



んで話を戻すと、「イコールコンディションで安易なレーサードラマを演出」とかを謳うレースって好みでなく、
というか【そもそもイコールコンディションなんて厳密にあり得ない】とは思ってるし、
大抵のトッププロ同士の戦いだと相手（ライバル）のミス待ちって局面になる場合も多いしで。

とは言ってもミスしない人間もほぼ居ない（ミスの大小はあれど）訳でして、
そのへんのミスを誰がどう尻拭うのか？って部分がホントは見どころなんじゃねーの？という。



そんな流れもあって、個人的には車両に対してハァハァできるかどうか否かってのが割と大きな部分で、
その辺を含めてナニがアレかっつーと、フォーミュラ車両よりはLMP系が好きです。
LMP、すなわちルマンプロトタイプって車両のことなんですけど、例えばルマン耐久レースを走ってる上に、
例のストレートをトンでもない速度で駆け抜けていってしまう奇妙なカタチをしたアイツらの事です。
ラリーカーも食指が動いちゃう気がするけどソコまでネタ探ししないのは「実は興味がない」という気もしつつ。

更に考えると、グループ C というかWECというか、つまり「耐久レース」の方が好きなんかもしれません。
1発の速さも必要ですが、もっと全般的に勝てるマネージメントをしないとアカンっつーのもあるし、
スプリントレースだと割とずーーーっと見てないとダメっつーのがちょっと性に合わないしで、
「んで、どーなったん？」という感じでボチボチと見てればイイ耐久レースは面白いかなと。


つーても走ってるドライバーさんはホントに大変っぽいですけどもね(´Д｀)…